2025/4/10 修正
目次
前回に引き続き、今回は閑散期について詳しくお話していきます。
風俗業界は季節ごとにお客様の動きが大きく変わるため、閑散期と繁忙期の波をしっかり把握することが重要です。
閑散期をうまく乗り切るためには、戦略的なアプローチが必要になります。
では、各時期の特徴を理解してしっかりと備えていきましょう!
2月
年末年始にかけて多くの人が旅行や飲み会・お年玉などで出費を増やし、2月には一転して財布の紐が固くなる傾向があります。
また、寒さのピークでもあり外出を控える人が増えるため客足が遠のくダブルパンチとなります。
しかし、2月にはバレンタインデーというイベントがあるためこれを活用することで集客をカバーできます。
簡単なチョコレートやお菓子を用意して写メ日記やSNSでアピールすることで、お客様に「特別感」を演出できます。
3月
3月は企業の決算賞与が支給されることもあり、必ずしも経済的に厳しい時期ではありません。
しかし、送別会や新生活の準備が重なるため何かと物入りになる月です。
また、年度末で仕事が忙しくなる人も多いため自然と遊びに行く余裕が減る傾向があります。
この時期は、仕事の疲れを癒せるようなリラックスできるサービスをアピールすると興味を持ってもらいやすくなります。
6月
6月は梅雨の時期で雨が続き、外出そのものが億劫になる季節です。
特に店舗型の風俗店(ソープ・ピンサロ・おっパブなど)は影響を受けやすく、来客数が減少しやすい時期です。
一方で出張型のデリヘルや性感エステは、逆に需要が増加する傾向があります。
また、GWを終えた直後で出費を抑えたい時期のためお財布事情も厳しくなる人が多いでしょう。
公務員のボーナス支給がある月でもありますが、これは限られた層の話なので過度な期待は禁物です。
もし、公務員のお客様が多いお店なら「ボーナス特典」などを設定してリピーターを増やす戦略も効果的です。
9月
夏の7月・8月で散財した影響から、多くの人が財布の紐を締める時期です。
さらに、台風が発生しやすく天候が不安定になるため外出する人が減る傾向にあります。
ただし、9月下旬にはシルバーウィークがあるためこの時期に向けて集客を仕掛けるのがポイントです。
GWと同様に地方からの観光客が増えるタイミングなので、特に出張者をターゲットにしたPRが有効になります。
10月
9月に引き続き、10月も閑散期が続きます。
行楽シーズンで地域によっては観光客が増えて客足が増えることもありますが、大多数の地域では影響が小さいです。
しかし、10月にはハロウィンというイベントがあります。
ハロウィンに絡めたコスプレイベントや特別サービスのアピールが効果的になります。
写メ日記やSNSで積極的に発信し、お客様の興味を引くことを意識しましょう。
11月
9月・10月と続いた閑散期は、11月も続きます。
多くの人が年末年始の出費に備えて節約モードに入り、遊びに行くことを控える傾向が強まります。
この時期は年末年始の繁忙期に向けて準備をする期間と捉え、写メ日記やSNSの更新を強化してお客様との接点を増やすのが重要です。
しっかりとアピールを続けていけば、12月の繁忙期に向けて大きな効果を得られるでしょう。
閑散期の効果的な働き方
閑散期はお客様の数そのものが減るため、ただ待っているだけでは結果を出すのが難しくなります。
そのため「自分目当てのお客様」をいかに増やすかが売上を大きく左右します。
効果的な戦略
・繁忙期に新規のお客様を獲得し、リピーターへ育成する
・写メ日記やSNSを活用して、定期的に情報を発信する
・バレンタインやハロウィンなどのイベントを積極的に活用する
・閑散期は無理に待機せず、出稼ぎを検討するのもアリ
まとめ
今回は閑散期の特徴と対策について解説しました。
閑散期を知ることで、効果的な戦略を立てられます。
また、繁忙期の過ごし方も見えてくるため計画的に働くことが大切です。
どうしても厳しいと感じた場合は、出稼ぎという選択肢を検討するのも一つの手です。