2025/4/22 修正
目次
すべてのお客様がストーカーになるわけではありません。
ですが、中には「接し方を間違えるとストーカー化してしまうかもしれない」危うい特徴を持つ方もいます。
このコラムでは、ストーカーになりやすい傾向のある男性の特徴をご紹介します。
思い当たるタイプのお客様に出会ったときにはしっかり線引きをして、トラブルにならないような接し方を心がけましょう。
*女性経験が少ないお客様
恋愛経験があまりなく、女性との関わりに不慣れなお客様は「お店での関係」と「リアルな交際」の区別がつかない場合があります。
こうした方は自分の中で恋愛の成功体験が少ないため、施術中の優しい対応や会話を真に受けてしまい「これは本気の好意かもしれない」と誤解しやすいのです。
また「風俗はあくまで仕事」という前提を理解しきれない人も多く、色恋営業をしてしまうと相手の中では恋人同然の存在になってしまうことも…。
こうしたタイプには、境界線を明確にしておくことが大切です。
「これはサービスの一環です」と伝える空気感を作り、過剰な期待を抱かせないよう注意しましょう。
*頻繁に通うお客様
何度もリピートしてくれるお客様は、嬉しい存在ですよね。
ですが、通い方やその理由によっては危険信号となることも。
たとえば、生活を削ってまで来店するようなお客様はすでにあなたに対して執着が強くなっている可能性があります。
「こんなに時間やお金をかけているのになんで思いが伝わらないの?」と、理不尽に怒り出す人もいるのです。
また「自分だけが特別でありたい」という気持ちが強い方は、他のお客様との関わりを知って逆上することも…。
そうした兆候が見えた場合は、適度な距離感を保つことが最優先。
予約をセーブしてもらったり、少し間を空けてもらうのも手です。
時にはお店の方と相談して、対応を調整するのもよいでしょう。
*プレゼントを贈るお客様
差し入れやプレゼントをもらうことは、日々の仕事の中でちょっとした癒しになりますよね。
しかし、高価すぎるプレゼントや頻度の高い贈り物は注意が必要です。
はじめは「喜んでもらえたら」という純粋な気持ちだったとしても、人は何かを与え続けると“見返り”を求めたくなるもの。
「こんなに尽くしてるのに…」という思いが募ると交際を迫ったり、断られて逆恨みをしたりするケースも見受けられます。
高額なものを受け取ることで、相手の中では“特別な関係”が成立したと思い込まれてしまうことも。
そのため、プレゼントについては「お気持ちだけで十分です」「お返しができないので…」と丁寧にお断りするスタンスを持つことも大事。
記念日や誕生日だけOKとするなど、ルールを明確に伝えるのも効果的です。
*個人情報や店外デート、交際等を求めるお客様
ルールで禁止されているにも関わらず「LINEを教えて」「店外で会いたい」「付き合いたい」といった要望をしてくるお客様は、特に注意が必要です。
このタイプは自分の行動を正当化する傾向があり、ルール違反の自覚がありません。
「特別扱いされている」「自分だけはOK」と思い込むのが特徴で、少しでも情報を与えると偶然を装って待ち伏せしたり自宅を特定されるリスクも。
また、あなたのちょっとした言動を「気があるからだ」と都合よく解釈されてしまうこともあります。
このような場合は、毅然とした対応とガードの固さが大切です。
「ルールで禁止されています」と明言し、たとえ軽いノリで言われたとしても曖昧にせずきっぱりと断るようにしましょう。
まとめ
お客様との関係は、あくまでも「お仕事の中の接客」であるという線引きがとても重要です。
特に今回紹介したようなタイプのお客様に対しては、優しさだけで対応しようとせずに自分の身を守るための“距離感”を意識することが大切です。