2025/9/2 修正
目次
前回に引き続き、今回も「面接で落とされる理由」について解説していきます。
風俗の面接は一般企業の採用基準と異なり、短時間で「この子をお客さんに会わせても安心かどうか」を判断されます。
だからこそ、ほんの些細な態度や言葉遣いが命取りになることも。
ここでは、不採用につながりやすい具体的な行動と、それを避けるための工夫について詳しく見ていきましょう。
理由④態度が悪い
面接を受けている最中にもかかわらず、スマートフォンをいじったり、腕組み・足組みをして背もたれにだらっと寄りかかったまま会話する…実際にこうした態度を取ってしまう女の子は少なくありません。
しかし、面接官からすれば「お客さんの前でも同じ態度を取るのでは?」と直結して考えます。
「本番の接客になればちゃんとできます」と思うかもしれませんが、面接という数十分の時間でできないことを、本番で急に切り替えられるとは信じてもらえません。
態度の悪さはそれだけで大きなマイナス要因です。
また、お店の説明や接客の方針を話しているときに、上の空で聞いているような印象を与えるのも危険です。
「この子は真剣に考えていない」と判断されると、その時点で採用は遠のきます。
やむを得ずスマホを触る必要がある場合(本業からの緊急連絡など)は、必ず面接前に「連絡が入る可能性があるので、その時は一言お断りしてスマホを確認するかもしれません」と伝えておきましょう。
事前に断りを入れるかどうかで、相手の受け取り方は大きく変わります。
小さな気配りこそが「接客力」として評価されるのです。
理由⑤コミュニケーションが取れない
風俗の仕事は、見た目や技術だけで成り立つわけではありません。
「究極の接客業」と呼ばれることもあるほど、会話や雰囲気づくりといったコミュニケーション力が求められます。
そのため面接官は、質問への受け答えやちょっとした雑談を通して「お客さんとどのように接する子か」を細かくチェックしています。
たとえば、面接官が話題を振っても返事が短く続かない、相槌もなく会話が広がらない…そんな態度は「会話を楽しませられない子」という評価に直結します。
もちろん、初めての風俗で緊張して口数が少なくなってしまうケースもあります。
その場合は面接官も理解してくれるので問題ありません。
ですが、意図的に会話を避けているように見えたり、歩み寄る意思がまったく感じられなければ、不採用になる可能性は一気に高まります。
お客さんは「見た目が好みだから選ぶ」だけでなく、「一緒にいて楽しい」「癒される」といった要素を重視するもの。
面接では完璧に話す必要はありませんが、「人と関わるのが嫌いではない」「会話に前向き」という姿勢を見せるだけで大きなプラス評価になります。
理由⑥愚痴や批判が多い
風俗で働く女の子の多くは、過去に他店勤務の経験があります。
辞めた理由はさまざまで、金銭的な事情、待遇やシフトの問題、あるいはお客さんとのトラブルなど、人によって背景は違います。
ただし、面接でその不満や愚痴をそのままぶつけるのは危険です。
「前のお店は最悪だった」「嫌なお客さんばかりだった」など、ネガティブな言葉を並べてしまうと、「この子はうちでも同じように愚痴を言うのでは?」と警戒され、不採用になりやすいのです。
もちろん、一切理由を伝えないのも不自然です。
大切なのは「事実を淡々と、感情を交えずに説明すること」。
例えば──
- 「お客さんのストーカー行為がひどくなったため退店した」
- 「お店側が本番行為を黙認していて、ルールを守れなかった」
- 「勤怠管理が曖昧で、お客様に迷惑をかけるのが辛かった」
このように、客観的かつ端的に伝えれば「正直で誠実な子」という印象を残すことができます。
さらに、「スキルアップを目指して環境を変えたかった」「新しい土地でチャレンジしてみたかった」など、前向きな理由を加えられればベスト。
面接官は「この子は成長意欲がある」と捉え、むしろ好印象につながります。
風俗の仕事は特殊で、接客中は誰もフォローできません。
そのため面接で少しでも不安を与えてしまうと採用されにくくなります。
態度・会話・発言内容。これらは一見小さなことのようでいて、面接官にとっては採用の決め手となる重要な要素です。
「この子なら安心して送り出せる」と思わせることができれば、採用の可能性はぐっと高まります。