2025/9/2 修正
目次
理由⑦求人条件のみ見ている
風俗で働く女の子の多くは「高収入」を目的としています。
お店ごとにバック率や給与保証額は違いますし、寮・託児所・送迎・衣装貸与など細かな待遇もさまざま。
女の子はこうした条件を比較して、自分に合う職場を探します。
ただし、気をつけなければならないのは「求人情報に書いてある条件=誰でも受けられる条件」とは限らないということ。
お店側も、全員に同じサポートを与えられるわけではなく、容姿や接客力、勤務日数などを総合的に判断して待遇を決めます。
たとえば、既に固定客を持っている子や容姿が飛び抜けている子には、高いバック率や特典を提示してでも在籍してもらいたいと考えます。
逆に、月に数日しか出勤しない子より、週5日フルで働く子に優遇措置を与えるのは自然な流れです。
ところが、「求人に日給7万円可能と書いてあったから、3時間の出勤でも必ず7万円欲しい」「月に3日しか出勤しないけど、寮は無料で使いたい」と強引に要求する子もいます。
これはお店側から見れば「自分の希望だけを押し通そうとする子」であり、採用にはつながりにくいです。
いい条件を得るためには、それに見合った出勤頻度やスキルが求められます。
求人情報を鵜呑みにするのではなく、どんな働き方をすればその条件が叶えられるのかを理解しておくことが大切です。
理由⑧掛持ち店舗がある
掛持ちを理由に不採用になるケースもあります。
全ての店がNGというわけではありませんが、特に同じエリア・同じ業種で掛持ちしている場合は警戒されやすいです。
なぜなら、それはそのまま「ライバル店に勤務している」ことになるからです。
万が一、掛持ち先の方が安い料金で似たサービスをしていた場合、自分のお店のお客さんが流れてしまう可能性が出てきます。
お店側としては大きなリスクとなるため、同業エリア内での掛持ちは敬遠されやすいのです。
とはいえ、移籍のため一時的に在籍が重なるケースなどは許容される場合もあります。
その際は「〇月で辞める予定です」ときちんと伝えておくことが大切です。
隠して掛持ちをしてしまうと、発覚したときにトラブルの火種になりかねません。
また、雇用契約書に「掛持ち禁止」の条項が含まれているお店もあります。
出稼ぎや短期勤務などでどうしても掛持ちになる場合は、必ず面接時に説明しておく方が安心です。
ちなみに、同じ業種であってもエリアが離れていればほとんど問題になりません。
地方での出稼ぎと地元での勤務を両立する、というスタイルは多くのお店でも認められています。
理由⑨初回荒らしをしている
「初回荒らし」という言葉をご存じでしょうか?
風俗店では、体験入店や入店直後の女の子に対してバック率をアップさせたり、指名料やオプションを全額渡したりといった特典を用意している場合があります。
これは「まだ固定客がいなくても、初回からしっかり稼げるように」という配慮です。
しかし、中にはその特典だけを狙い、短期間で退店→別のお店に移籍→また初回特典を受け取る…ということを繰り返す子がいます。
これが「初回荒らし」と呼ばれる行為です。
お店側からすれば「真面目に働くつもりがない子」「特典目当てで裏切られる子」として警戒します。
業界は狭いため、一度でもこうした噂が立てば系列店や他店舗にも伝わりやすく、採用を避けられる可能性が高くなります。
一見お得に見えても、信用を失えば長期的には働きにくくなります。
初回特典は「信頼関係を築くための仕組み」であることを理解し、短期間で荒らすような行動は控えた方が賢明です。
理由⑩過去にトラブルがあった
風俗業界は意外と狭く、情報は系列店や知り合いのスタッフを通じてすぐに広まります。
そのため、過去にトラブルを起こした経験があると、不採用の原因になることがあります。
トラブルの内容はさまざまです。
例えば──
- 給与の前借りをしたまま連絡を絶って飛んだ
- お客さんとの間で度重なる揉め事を起こした
- 態度が悪く、スタッフやお客さんから苦情が相次いだ
- 性病検査を受けずに勤務し、感染源になった
こうしたケースはお店の信用に直結します。リスクを避けたいお店側としては、トラブルの多い女の子は採用を見送る傾向にあります。
また、系列店舗間では情報が共有されているため、県をまたいで移籍しても過去の経歴が知られてしまうことも少なくありません。
「どのお店に行っても落とされる」という場合は、過去の行動を振り返り、改善点を自分なりに整理しておくことが必要です。
まとめ
ここまで、面接で落とされる理由を10個に分けて解説してきました。
もちろん「お店のカラーに合わない」「審査基準が厳しすぎる」といったお店側の事情で不採用になることもあります。
ですが、実際には女の子自身の態度や行動が原因となっているケースが多いのも事実です。
とはいえ、風俗業界は基本的に「きちんとしていれば採用される」業界です。
過剰に不安を持つ必要はありません。